弁理士にとって英語は重要とよく言われます。
特許事務所に勤める弁理士にとって英語を活用するシーンは
大きく2つあります。
1つは日本の出願人が外国出願を行う際に、和文明細書を英訳したり、
現地代理人と英語でやり取りしたりする時です。
もう1つは外国の出願人が日本出願を行う際に、英文明細書を和訳したり、
外国出願人と英語でやり取りしたりする時です。
いずれの場合であっても、翻訳、英文レター読解及び作成などが重要になります。
また、たまにですが、外国人と会話する場合もあります。
その場合は英会話も必要になります。
翻訳では、特にクレーム翻訳が重要です。
適切に翻訳しないと直接権利範囲に影響するので、とても慎重になります。
正確に翻訳すべき場合もありますし、
権利範囲を考慮して別の用語を選択すべき場合もあります。
翻訳に関しては、下記の書籍が参考になるかと思います。
次に、英文レターについてですが、まずは一般的なビジネス英文レターについて
ある程度知っておく必要があります。
一般的なビジネス英文レターに関しては、下記の書籍が参考になるかと思います。
さらに、知的財産に関する用語を知っておく必要があります。
例えば「進歩性」は欧州ならan inventive step、米国ならnon-obviousnessといった具合です。
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