弁理士試験の難易度は相対的に高いといわれています。
2009年の合格率は
8.5%でした。
最終合格者の発表はまだですが、2010年の合格率は10%近くになるかもしれません。
合格率9%というと、100人のうち9人しか合格しないということです。
合格するためには、91人のライバルに勝たなくてはいけないので、大変な気がします。
しかし、弁理士試験は誰でも受験できるので、記念受験者など相手にならないライバルが多いのも事実です。
実質的には、論文試験からが勝負です。
2010年の論文試験の合格率は
25.7%でした。
すなわち、4人のうち1人が合格しているということです。
3人のライバルに勝てばよいのです。
これなら、なんだか合格できそうな気がしませんか?
しかも、近年、合格率が年々向上してきているので、優秀な受験生は早々に合格していきます。
つまり、ライバルのレベルはそれ程高くはありません。
では、ライバルに勝てる秘訣はなんでしょうか。
それは、なるべくミスをしないということです。
あまりレベルの高くない集団の中でライバルに勝つためには、
なるべくミスをしないようにするのが最善の戦略です。
ライバルは意外と信じられないミスをするものです。
これはスポーツでも全く同じです。
野球でいうと、ファインプレーをするよりもエラーをするなということです。
サッカーでいうと、スーパーゴールを決めるよりも確実にゴールできる状況を外すなということです。
ゴルフでいうと、バーディーを取るよりもボギーを出すなということです。
現在の弁理士試験は、経験的に、きちんと勉強すれば2〜3年あれば合格できます。
特に修士号を取得している方であれば選択が免除になるので、法律の勉強のみになります。
理系にとって法律は馴染みがないかもしれませんが、実際に法律の勉強をしてみると、
記号でなく文字を使っているだけで、基本的には数学と同じであることに気付きます。
そうなれば、法律の勉強が面白くなってくると思います。
是非、弁理士試験にチャレンジしてみてください!
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